炊飯器とCD

最近購入した炊飯器とCDについてのはなしです。
この4~5年ほど使ってきた炊飯器は真空圧力IH炊飯器ということで
お釜の中から空気を抜き気圧を下げていくことで
米粒の中への水の浸透度合いを短時間で高めて炊飯するという
機能をもった炊飯器でした。
つまり、炊飯を開始するとお釜の中の空気を抜き始めるのですが、
ここ数カ月、ピュ~と笛を吹いたような音が鳴るようになっていました。
炊飯器には内蓋というものが付いているかと思いますが、
その縁の円周上にゴム状のパッキンが付いていて
内蓋と釜の隙間から空気が漏れないような構造になっているのですが、
調べると、そのパッキンが劣化してきて一部に亀裂ができていました。
つまり、空気を抜く動作が始まると、その亀裂から空気が釜の中に吸入することで
炊飯器が笛を吹き始めるのです。
炊きあがりには問題はないのですが、
その笛の音のようなぴゅ~という音が気になり、
しかも切れ目なく一定の調子で鳴っていると
気がおかしくなってきそうでした。
そんななか、ネット検索していた時に出会ったのが
「糖質カット炊飯器」というものでした。
そして、その炊飯器の価格が4,000円(定価24,000円)を切るというのです。
どこのメーカーの製品なのかはここでは伏せておきますが
炊飯時に聞こえる笛の音に気が狂いそうだった私は
価格と糖質カットというワードから
迷うことなくポチっていました。
数日後届いたその炊飯器は
置き場所にも困らないコンパクトでしたが
炊飯後の保温を止めたいときはコンセントを抜く以外に方法はないという代物でした。
早速、糖質カット炊飯と通常炊飯を連日で試してみました。
炊きあがりの結果としては、
糖質カットは水分を多く含んだご飯になりおいしさの点ではいまひとつ。
通常炊飯の方がマシでしたが、釜の中で炊きムラが起き
キャンプの飯盒炊飯で食べたような懐かしさを感じるものでした。
つまりいいお米を使ってもおいしくは炊けないというものでした。
が、笛の音を聞くよりマシとなり
また、炊くときの水分量を調整して炊きあがりが少しよくなり
使い続けています。
CDはこの2年、よく聞いているバンドのニューアルバムです。
CD販売を上げる方策としてメーカーは
同じニューアルバムを
通常版(本来のCDのみ)に加えて
初回生産限定盤(CDに加えて、ライブBD)※通常版とジャケットデザインが違う
完全生産限定盤(CDに加えて、別ライブBD、限定付録)※ジャケットデザインがさらに違う
とバリエーションを増やしているので
ひとによっては全部買っちゃうパターンもあるのです。
私もこの策に乗っかってしまい
完全生産限定盤を買いました。
しかし、全曲何回もAppleMusicで聴いていて満足してしまい
そのアルバムが家に届いてからこれまで未開封の状態です。
なんのために買ったのか…
あ、ライブBDを観なくては
以上、カキヌマが最近購入したもののはなしでした。
